クレジットカードの選び方

クレジットカードというアイテムは、今の時代、無くてはならない存在となっています。 しかし、以前、日本という国は、このクレジットカードがどうしても苦手でした。 理由はさまざまで、例えば「お金を使い過ぎてしまい借金まみれになる」という危険なイメージが強かったことなど。 結果、なかなか生活に根付かなかったと言われています。 しかし、ネット社会が訪れ、クレジットカードの利便性が改めて認識されたことにより、利用者数はグングンと伸びていきました。 さらに、この流れに乗るかのように、さまざまな企業がクレジットカード会社と提携して新しいクレジットカードを世に出しています。

さて、クレジットカードを利用する側にとっては、この膨大な数の中から、自分に合ったものを選ばなければなりません。 だからこそ、クレジットカード選びは大変なわけですね。 ただし、その反面、自分に合ったものを見つけることができたときのパフォーマンスの高さは、目を見張るものがあります。

前置きが長くなりましたが、今回、お伝えしていくテーマは、ズバリ「クレジットカード選びのコツ」について。 クレジットカードを選ぶ基準は人それぞれですが、その中からいくつかをかいつまんで紹介していきます。 まずは、選び方には大きく分けて3つの方法があるということから。 その後、それぞれを掘り下げて紹介していきたいと思います。

ステイタスで選ぶ方法

クレジットカードのステイタスと言えば、いわゆる一般カードから、ゴールドカードやプラチナカードのようなランクの高いものが存在します。 このランクをベースにして選んで行く方法。 最近では、一般的なクレジットカードの機能性が非常に高くなっていることもあり、あえて高いランクのクレジットカードを選ばなくても、十分なサービスを受けることが可能になっています。

したがって、あえてランクの高いクレジットカードを必要はないとも言えますが、それでも、やはり高い年会費を支払って利用するわけですから、ランクの高いカードの方が充実したサービスが利用できるのは確かです。 結果、上質なサービスを得たいという方々が、ランクの高いクレジットカードを選択していくわけですね。

ポイント還元率で選ぶ方法

クレジットカードを選ぶ基準は「ポイント還元率のみ!」という方も多数。 そのため、多くのクレジットカード会社が、ポイント高還元のクレジットカードを発行し、顧客シェアの拡大を図っています。 新たにクレジットカード事業に参入した企業ほどその傾向が顕著で、例えば、2015年12月にDCMXから改称したdocomoの「dカード」は、条件をクリアすれば「4%」もの還元率に。 一般的なクレジットカードのポイント還元率は「0.5%」なので、これは驚異的ですね。

この「ポイント還元率合戦」は、徐々にエスカレートしている感はあります。 以前「漢方スタイルクラブカード」が「1.5%」の還元率でかなり話題になりましたが、その数年後には「4%」のカードが登場しているのです。 この状況は、利用者にとってとても有りがたい状況ではあります。 しかし、クレジットカード各社がこれに負けじとばかりに、次々にポイント還元率の高いクレジットカードを発行しているため、利用者の選択肢が増え過ぎてしまっていることも事実です。

2~3枚の中から1枚を選ぶのなら、それぞれのスペックを調べて熟考することもできますが、対象が10枚や20枚になるともはや調べる気も起きません。 結果、考えるのを止めて、宣伝広告に一番お金をかけている(露出の多い)カードを選んでしまいます。 これが本当にベストのカードなら問題ありませんが、宣伝広告にお金をつぎ込む商品と言うのは、往々にして平均的なものです。 広告に騙されずに、枚数を絞ってでもしっかりスペックを調べるように心がけてください。

独自サービス選ぶ方法

ポイント還元率で選ぶ方法と良く似てはいますが、微妙に異なる選び方。それが、独自サービスで選ぶ方法です。 ポイント還元率の場合は、「広く浅く」得をするカードを選ぶこともできますが、こちらは「狭く深く」得をするためのカードです。

簡単に言えば、発行元のお店のサービスに特化したクレジットカード。いわゆるハウスカードですね。 ひと昔は、特定のお店やチェーン(例えばイオングループなど)でしか利用できないものが多かったのですが、現在は国際ブランド(VISAやJCBなど)と提携し、どこでも利用できるようになっているものがほとんどです。

例えば、ディズニーJCBカードは、ディズニーリゾートをよく利用する方向けに、とても充実したサービスや特典が用意されています。 しかし、その他のクレジットカードとしての機能は、実に平均的なものになっています。

このように、特定のお店のみで威力を発揮するカードを選ぶのもひとつの手といえるでしょう。(個人的にはディズニーJCBカードが欲しいですw)

キャッシング枠の設定はしっかりと

さて、クレジットカードには、現金を借りれることができる「キャッシング枠」を設定することができます。この枠をいくらに設定するかで悩んだことのある方も多いのではないでしょうか?

キャッシング枠の設定は、借金が嫌いで全く利用する予定もないため0円の方。もしものときのために10万円だけ設定している方。カード会社が提示する上限まで枠を設定している方など人それぞれ。 自分に合った金額が設定できていれば全く問題ないのですが、もしも無理をして0円や少額にしている場合には、一度設定額を見直すことをオススメします。

急なお誘いやイベント事で、どうしても現金が必要になることは多々あります。そんなときに、キャッシングサービスは意外と頼りになるものです。 もし、手持ちがなくキャッシングも利用できないとなれば、友人や家族に頼ることになってしまいますが、社会人ともなればそれはちょっと恥ずかしいですよね。

それでも「どうしてもキャッシングは嫌だ!」という方には、クレジットカードのショッピング枠を現金化するというサービスもあります。 キャッシング枠で現金を借りるのではなく、ショッピング枠で買い物をして、それを現金化業者に買い取ってもらうもの。最近のはやりはAmazonギフト券を買い取るタイプの現金化ですね。 このサービスを利用すれば、信用情報機関に登録されることもないため、誰にも借金をしたとは気付かれません。

ともあれ、キャッシング枠は、もしもの場合も考慮し、生活する上で無理のない範囲で設定しておきましょう。